知恵ある者は知識をたくわえる、 愚かな者のむだ口は、今にも滅びをきたらせる。
愚かな者の口は自分の滅びとなり、 そのくちびるは自分を捕えるわなとなる。
心のさとき者は戒めを受ける、 むだ口をたたく愚かな者は滅ぼされる。
口を守る者はその命を守る、 くちびるを大きく開く者には滅びが来る。
目で、めくばせする者は憂いをおこし、 あからさまに、戒める者は平和をきたらせる。
知恵ある者に教訓を授けよ、 彼はますます知恵を得る。 正しい者を教えよ、彼は学に進む。
そこで、イエスは彼らに言われた、「それだから、天国のことを学んだ学者は、新しいものと古いものとを、その倉から取り出す一家の主人のようなものである」。
天国は、畑に隠してある宝のようなものである。人がそれを見つけると隠しておき、喜びのあまり、行って持ち物をみな売りはらい、そしてその畑を買うのである。
善人はよい倉から良い物を取り出し、悪人は悪い倉から悪い物を取り出す。
口と舌とを守る者は その魂を守って、悩みにあわせない。
知恵を得る者は自分の魂を愛し、 悟りを保つ者は幸を得る。
さとき者の心は知識を得、 知恵ある者の耳は知識を求める。
人と交わりをしない者は口実を捜し、 すべてのよい考えに激しく反対する。
賢い者はこれを聞いて学に進み、 さとい者は指導を得る。
さとき人は知識をかくす、 しかし愚かな者は自分の愚かなことをあらわす。
知者の口の言葉は恵みがある、 しかし愚者のくちびるはその身を滅ぼす。
曲った心の者はさいわいを得ない、 みだりに舌をもって語る者は災に陥る。
